自宅のそばにできた某中華料理チェーンの評判が芳しくない。
ドライブスルーが最悪なのだという。
あるタクシードライバーは、ちゃんぽんと皿うどんと餃子を同時に注文したところ、ちゃんぽんが最も早く出された。
その5分後に皿うどん、さらに3分後に餃子という具合に時間差があり、待たされ、たいそう迷惑だったと言う。
「そもそも、麺が伸びてしまうちゃんぽんをドライブスルーのメニューに入れる理由がよくわからないんですよ」と別のお客は、扱いメニューに不満顔だ。
《マクドナルド》の居抜き物件に出店したその中華料理チェーンは、既設のドライブスルー機能をそのまま活かす格好で改装オープンに至ったという経緯がある。
よってドライブスルーは同店のみと思いきや、このチェーンは自宅そばの店舗以外にもドライブスルーを設置している。
しかも、「ドライブスルー設置店舗は好調」と発表しており、サービスには自信満々だ。
けれども、実態は客にとっては結構迷惑な話になっている。
そして、残念なことに、そのことに気付くことなく今日も笑顔でドライブスルーを稼働させている。