東日本大震災が日本に大きな被害をもたらし、福島第一原子力発電所が炉心溶融を起こし、日本全土を震撼させた2011年でしたが、チェーンストア業界の旺盛な出店意欲は相変わらずで、昨年も多くの企業が多くの新店をオープンさせ、実にさまざまな取組を実践していました。
『チェーンストアエイジ』誌編集長という仕事柄、こうした店舗は全て自分で取材してレポートしたいという衝動に駆られるのですが、なかなか叶わないのが実態です。
とはいえ、小誌の記者陣は可能な限り、日本全土を東奔西走することで、読者の皆様に新しい店舗情報のお届けに努めていることも事実です。流通専門紙誌の中では、1年間を通して、もっとも多数の店舗レポートを掲載しているのが小誌であると自負しています。
そして、今年も4月1日号(4月1日発売)で、2011年中にオープンした店舗の中で「もっともすばらしい」と感じた店舗はどこかを決める読者参加型企画の「STORE OF THE YEAR 2012」を特集します。第25回目となります。
すでに小誌の読者のみなさまには、2月1日号に同封する形で投票用紙をお配りしております。リストアップされた店舗(それ以外の店舗もOK)から3店舗を選んでいただき、ファックスにてご投票をお願いいたす次第です。
また、ダイヤモンド・フリードマン社のホームページからも投票用紙を入手できますので、以下にアドレスを記しておきます。
http://www.diamond-friedman.co.jp/dlcontents/soty2012/soty2012.pdf
店舗は、流通業界で働く皆様の努力の結晶であり、優劣などなく、等しく尊い存在であることは重々承知しているつもりです。
その上で、年に一回のお祭りとして笑って流していただければと勝手な理屈をつけております。申し訳ありません。
それでは、皆様、よろしくお願いいたします。