いよいよ本日は大晦日です。重く暗く苦しく厳しかった1年間はようやく終わろうとしています。
さて、昨日に引き続き本日は、仕事について振り返ってみます。
編集長の立場で今年の漢字1文字を考えると、一昨年の「任」、昨年の「信」という文字に代わって、「伸」という文字が適当です。
編集部のメンバーに業務を「任」せた結果、メンバーは成長を繰り返し、着実にスキルアップし、「信」に足る力を付けたのが2010年でした。
2011年はさらに「伸」びを続けました。
いまの職に異動してきた時には、「どうなっちゃうんだよ」と心もとなかったメンバーは、いまや独り立ちして自分の考えで動き出せるようになりました。
そのうちの2人は、今春の人事異動で管理職に昇格しています。
人間は成長するもの、ということを実体験として学び、私も負けないようにしなければ、と良い意味での発奮材料になっています。
『チェーンストアエイジ』誌の編集業務で私のすることと言えば、企画出しとタイトル付けくらいであり、あとは、「がんばれ」とチアを送る、という感じの1年でした。
その代り、これまで編集部としてはそれほどの頻度で訪れることのなかったメーカーや卸売業の取材をずいぶんしました。
また新規事業の模索にも携わっています。これについては来年後半くらいに何らかの形で皆様に発表できるものと思います。
大変な構造不況の中にある出版業界ですが、今年は、『チェーンストアエイジ』誌は発行部数を「伸」ばし、創刊42年目にして過去最大部数を達成することができました。
読者の皆様と取引先の方々、メンバー各人には本当に感謝したいと思います。
『チェーンストアエイジ』誌編集部は、これに驕ることなく、引き続き来年も伸長します。
2012年もぜひ、ご期待ください!
2011年中は、本当にお世話になりました。『チェーンストアエイジ』誌の読者のみなさん、またBLOGの読者のみなさんに感謝いたします。
それでは、みなさん、よいお年をお迎えください。