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紙媒体の利便性

 我が家も地デジにようやく対応、先日納品された大画面テレビがリビングルームで存在感を見せている。

 付加機能が多すぎて、まだ操作することに慣れていないのだが、ひとつ気になったのは番組表である。

 

 とうの昔に地デジ化を終えた皆さんには、あえて説明するまでもないことだが、地デジ化されると、ボタンを押すだけで、番組一覧画面が表示される。

 そのなかで見たいと思う番組を選択すると、希望の画面が映し出される仕組みになっている。

 

 チャンネル数が10前後しかなかった時代であれば、番組表はひとつの画面のなかに全て収まるので、相互に比較してから見たい番組を選ぶことができる。

 ところが、いまや32のチャンネルが存在しており、ひとつの画面に番組表は収まらないのが実態だ。

 

 その結果、番組表の画面を何度も何度も切り替えることを強いられ、動作を繰り返すうちに、自分が何を見たかったのかさえ忘れてしまう。

 

 幸いなことにケーブルテレビのJ:COM(ジェイコム)に加入している我が家には、月別の番組表を掲載した『J:COM Magazine』誌が毎月送られてくる。

 番組表は、日ごとに見開き2頁で掲載されており、時間帯別に全番組を比較することができ、とても便利で重宝している。

 

 これから、地デジの番組表がいかに進化を遂げていくのか分からないので決め付けられないが、こんなことひとつとっても、紙媒体の潜在性はまだまだあると感じる。

 

 さて、ここからは宣伝になりますが、『チェーンストアエイジ』誌2010年7月1日号は、恒例の特集「決算ランキング2010」です。

 業態ごとの決算数値が、簡単に相互比較できるようになっていますので、戦略策定などにぜひご活用ください。