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速報! 東京スカイツリータウン、2012年5月22日開業

 東京スカイツリータウンの開業日が2012年5月22日(火)に決まった。

 東日本大震災の影響で当初より2か月遅れになる。

 以下では、6月7日に開催された事業概要発表会(@コートヤード・マリオット銀座東武ホテル)の内容を抄録する。

 

 東京スカイツリータウンは、東武伊勢崎線の押上駅と業平駅(とうきょうスカイツリー駅に改称)をつなぐ東西長さ約400m、広さ3.69haの「タワーのある街」だ。

 

 主要施設は、①高さ634mで放送施設や第1(地上350m)、第2(地上450m)の2つの展望台を持つ「東京スカイツリー」、②31階建てのオフィス施設「東京スカイツリーイーストタワー」、③商業施設の「東京ソラマチ」の3つである。

 

 商業施設である「東京ソラマチ」は店内面積5万2000㎡に310のテナントを集結させたショッピングセンター。内訳はファッション・雑貨専門店127、食専門店90、飲食75、その他18となっている。

 

 「東京ソラマチ」は5つのゾーンに分類できる。

 

 ひとつめは、どこか懐かしいけど新しい「新・下町商店街」。

 

 2つめは、ファッション雑貨ゾーンでアーバンリサーチ(大阪府/竹村幸造社長)の「アーバンリサーチストア」が関東に初出店、アッシュ・ペー・フランス(東京都/村松孝尚社長)の「東京十月 H.P.FRANCE」、サマンサタバサジャパンリミテッド(東京都/寺田和正社長)の「サマンサタバサ スイーツ&ギフト」(仮称)などの新業態も出店する。

 

 3つめは、食品スイーツゾーン。地域の台所として毎日の生鮮食品からベーカリー、加工食品、総菜を集結させるとともに、和洋のスイーツゾーンでは新名所にちなんだ限定名物アイテムを販売する。庫や(栃木県/手塚清社長)は「チーズガーデン東京」を都内初出店、グレープストーン(東京都/荻野惇社長)は菓子の新業態を、またラッシュ(静岡県/小島英範社長)はタルト専門店「キルフェボン」を開業する。

 

 4つめは、スーベニアゾーンでエイベックス・マーケティング(東京都/林真司社長)は新業態「Tree Village」を出店。ジェー・プラネット(東京都/吉岡滋社長)も新業態の「TOKYO SKYTREE TOWN STUDIO」を出店、東武百貨店(東京都/根津公一社長)は初の小型サテライト店となる「東武百貨店 東京ソラマチ店」を開業する。

 

 5つめは飲食・フードコートゾーン。北海道で大人気の北一食品(北海道/前田康仁社長)の「回転寿しトリトン」は関東初出店、香川県高松市の山田家(香川県)の「うどん本陣山田家」も関東初出店する。

 

 こうした大施設のもと、初年度の来場客数は2500万人を見込む。

 うち東京スカイツリーの来場者が540万人(平年は270万人)。なお、気になる東京スカイツリー展望台の入場料は第1展望台までが2000円、第2展望台まで昇るとプラス1000円になる(いずれも大人1人分)。