「できない」理由というのはいくらでも出てくるものだ。
小売業の場合なら、「天候不順で…」「景気が悪くて…」「デフレで商品単価が下がって…」など、売上未達の理由は、机に座っていてさえも思いつく。
われわれの仕事も同じで、いつもいつも、取材先が好意的であり、取材相手が何でも答えてくれて、万全の体制で執筆に臨めるというわけではない。
しかし、プロだとするならば、どんな悪条件の中でも、なんとか面白い記事を書く努力が必要だ。また、なんとかものにするのがプロのプロたる所以だろう。
よく、「営業は断られた時から始まる」と言われるけれども、その通り!
「鳴かぬなら、鳴かせてみよう、ホトトギス」、である。