この3ヶ月間、兼務で単行本の編集をしていました。
『チェーンストアエイジ』誌は、2週間に1回の締切ですので、たとえれば短距離競走のようなもの。対して単行本は、マラソンのような長距離競走。この2つを並行することは、精神的にも体力的にも、なかなかハードなもので、常に50キロ位の米俵を背負って息を止めているような感覚の中で生活していました。
その単行本をようやく昨晩、下版(印刷所入れ)させることができました。いまは久々の解放感にひたっており、たまった本やDVDをいかにやっつけようかと思案している最中です。
さて、単行本のタイトルは、『ピンチはビッグチャンス―メーカーベンダーの革新―』(ダイヤモンド社刊)です。
19歳で社長に就任して45年。メーカーベンダー(生活用品製造卸)というまったく新しい業態を創出、消費不況真っただ中の2009年度も過去最高売上利益を計上したアイリスオーヤマ(宮城県)の大山健太郎社長の経営論になります。
作家で『カンブリア宮殿』(テレビ東京)の司会でもおなじみの村上龍さんから推薦文を頂戴しましたので以下に記します。
サバイバルに成功する企業・経営者は、
時代変化の予兆を感じ取り、
具体的な変化の内実を理解し、そして自ら変化し、
さらに新しい変化を生み出す主体となる。
アイリスオーヤマと大山健太郎氏は、まさにその典型である。
村上龍
どうですか?
読みたくなっていただけましたでしょうか?
発売は2010年7月1日。価格は1600円(外税)です。ぜひ一家に一冊、お買い求めください!