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照明交換サービスカーを検討してみたらいかがでしょうか?

 書斎にあるデスクの蛍光灯が切れた。「20形」とメモを取り、駅前の電器屋さんに行くと、あいにく休業中。そばの食品スーパーでも扱いはなく、結局、隣駅のGMS(総合スーパー)まで自転車を飛ばし、ようやく品物を手にすることができた。

 

  早速、交換すると、格段に明るくなって、手元もくっきりと見えるようになり、相当具合がいい。いままでは、何だったんだ、というくらい日ごろの無精を反省させられた。

 

  振り返って勘定してみると、デスクの蛍光灯は、転居をした8年前に替えたきりになっていた。 

 

 蛍光灯をたった1本交換することで、日常生活では格段の快適さを享受することができる。

 しかし、今度は、蛍光灯を捨てるのがまた大変。ゴミ回収のルールに従い、結局、1週間以上、廃棄する蛍光灯と同居を強いられることになってしまった。

 

 こんなことがあったので、家の中に一体、電球や蛍光灯はいくつあるのかを数えてみた。結果は、電球が25個、蛍光灯が8個、合計33個という凄い数字だ。

 よく切れやすい電球は、リビングルームとダイニングルームにある9個。それ以外のほとんどは、ほぼ8年間放置されていることにも気付いた。

 一般的に白熱電球の寿命は1000時間~2000時間、蛍光灯は約6000時間と言われているので、明らかにオーバーワーク。家内のすべての電球や蛍光灯は1年に1回程度替える必要がある。

 ところが、一概に電球や蛍光灯と言っても、形は異なるし、かさばるしで一度の買い物ですべてを購入することは難しい。

 

 そこで、ホームセンターやGMSに提案――。

 数店舗に1台程度の割合で「照明交換カー」を配備して、一度の訪問で、家にあるすべての電球や蛍光灯に対応できる交換サービスを提供してはどうだろう。1個や2個をちまちまと交換するのではなく、家内のすべての電球や蛍光灯を、その日のうちに替え、廃棄物も引き取っててしまうことがポイントだ。

 私の例でいえば単価を500円と想定すれば、33個×@500円=1万6500円。1軒の訪問でこのくらいの売上を計上できれば、採算ベースには乗るのではないだろうか。需要は商圏内の世帯数と同じなので、先行できればかなりおいしいビジネスになるような気がする。しかも、最近はLED(発光ダイオード)など、寿命は長いが単価の高い商品も出始めており売上は予想以上に伸びるかもしれない。

 

 フラッシュアイデアなので、シミュレーションは必要だと思うが、ぜひ、検討してみていただきたい。