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AMラジオが好き!

 恥ずかしながら、AMラジオが大好きだ。

 朝は、4時30分からニッポン放送をスイッチオン。「小倉淳の早起きGOOD DAY」から1日が始まる。6時になると文化放送に切り替え、「吉田照美 ソコダイジナトコ」を時計代わりに40分間聴いてから、自宅を出発。駅までの徒歩、満員電車の中でも、ヘッドフォンからはAMラジオが流れている。

 帰宅してからもパソコンを打ちながら、夏場ならナイター、冬場はストーブリーグ番組に耳を傾け、22時頃からはTBSラジオの「アクセス」→「JUNK(ジャンク)」という感じで眠るまでAMラジオから離れない。

 土曜日、日曜日も、パソコンに向かっている時には、必ずAMラジオが付いている。

 

 AMラジオの良さは、テレビと比べて情報量が多いことだ。ニュースや天気予報はもちろん、解説も非常に丁寧であり、よく理解できる。“今日のニュースのポイント”も示してくれるので、朝刊を読む前の予習にもなる。

 また、原稿執筆などに集中していても、気になる話題は、そこだけ耳に飛び込んでくるのでとても都合がいい。訪問先とのトークのネタとしても結構使える情報も多い。

 

 さらには、パーソナリティの方との親密感も魅力のひとつであり、リスナーとは家族のように身近な関係をつくっている。

 

 まあ、振り返ってみると、こんな生活は学生時代からあまり変わっていない。

 その頃の夜は「ながら族」を決め込み、「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)や「ミスDJ」「セイヤング」(文化放送)、「パックインミュージック」(TBSラジオ)とともに青春時代を歩んだ。

 

 近年は、インターネットラジオ、衛星ラジオ、地上デジタルラジオなどラジオの多様化が進むとともにワンセグ、IPOD、IPAD、ティンドル、ユーチューブ、などさまざまなメディアの登場でAMラジオもメディアとしては苦戦している。

 ラジオ広告費は1991年の2406億円(『広告景気年表』:電通)をピークに漸減、2008年度は1549億円に激減している。

 

 災害時なども含めて、AMラジオほど利便性の高いメディアはないと思っているだけに、この危機を自助努力でなんとか脱して欲しいと心底願っている。