本日は、http://diamond-rm.net/articles/-/4161のBLOGの後日談になります。まずは、前回の話をクリックして読んでみてください。
(後日談)
あるオーナー経営者Kさん「おっ、編集長。相変わらず、ヒマそうだね。いい若いもんがいけないよ。ウチの会社に来るかい?」
私「また、そうきましたね。だから、それほどヒマじゃないって、いつも言ってるじゃないですか」
Kさん「真っ黒に日焼けしちゃって。“日サロ”通いも大概にしないとダメだよ」
私「そんなんじゃありませんて。ひどいなあ。そういえば、2011年2月24日のBLOGでKさんは、ニトリの似鳥昭雄社長の言葉を教えてくれましたよね」
Kさん「『社内のナンバーワンかナンバー2を回さないと新規事業は成功しない』って言葉だね。あんたも納得していたよなあ」
私「その続編のような話を仕入れてきたので披露しますよ。イオンの岡田元也社長が『新規事業をスタートさせるのは、その事業を任せたいという人材がいるとき』と話していたそうなんですよ」
Kさん「うん、その通りだ。社内のナンバーワンとかナンバーツーというのは、別の言い方をすれば、『賭けることのできる人材』のことだからなあ」
私「Kさんの会社はどうですか?」
Kさん「創業以来、新規事業の先頭はオレ自身が切ってきたなあ。でも、それじゃあ回らなくなって、仕事ができ信頼できそうな人材を選んでは任せてきた。その甲斐あって、企業規模は大きくなっていったけど、いまはタマ切れだなあ。なかなか新しい事業に踏み込めないや。規模の大きさと人材の豊富さは、案外比例してないものだからね」
私「結局、企業は人なり。起業も人なり、ということなんですね」