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ウォルマートの新フォーマット「エクスプレス」が今日6月8日グランドオープン!

 ウォルマートは、本日6月8日、アーカンソー州ベントンビルの本部から約32km の田舎町ジェントリーに小型店「ウォルマート・エクスプレス」の1号店をオープンした。2011年3月に着工していた。

 

 店舗面積は約1400㎡(424坪)で、同社の主力フォーマットである「スーパーセンター」の10分の1ほどのサイズ。牛乳、卵からDVDまで最寄品を品揃え、関連販売にも注力。日用消耗品や医薬品も取り扱う。

 取扱品目数は、1万1000~1万3000アイテム。10万アイテム超の「スーパーセンター」に比べて大きく絞り込んでいるのが特徴だ。

 

 同じ6月8日にはアーカンソー州プレイリー・グローブにも「エクスプレス」を同時オープン。3号店はノースカロライナ州リッジフィールドに出店するという。

 ウォルマートは田舎立地、またシカゴなどの都心部と立地条件を変えながら、年内に15~20店の「エクスプレス」フォーマットを出店する計画だ。

 

 同社は、これまで「ディスカウントストア」、「スーパーセンター」、会員制卸売店舗の「サムズ・クラブ」の順で新フォーマットを展開。1998年に売場面積約4000㎡の小型店「ネイバーフードマーケット」、2008年に同1500㎡の小型食品スーパー「マーケットサイド」を開発してきた。

 

 「スーパーセンター」の間隙を埋め、配送効率アップも期待する「エクスプレス」は、多くの意味から注目を集めることになるはずだ。