6月実質賃金は前年比0.4%減、ボーナス減少で5カ月ぶりマイナス=毎月勤労統計

ロイター
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雨上がりの都内を歩く人々
厚生労働省が8月6日公表した6月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比0.4%減少し、5カ月ぶりにマイナスとなった。経済活動の回復で残業代は増えたが、ボーナスが減少したことが響いた。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 6日 ロイター] – 厚生労働省が6日公表した6月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比0.4%減少し、5カ月ぶりにマイナスとなった。経済活動の回復で残業代は増えたが、ボーナスが減少したことが響いた。

6月の現金給与総額は前年比0.1%減の44万2148円と4カ月ぶりに減少した。残業代の増加により所定外給与が前年比18.3%増の1万7467円と増加し、所定内給与も同0.3%増の24万7553円と増えたものの、ボーナスなどの特別に支払われた給与が前年比2.3%減の17万7128円と5カ月ぶりに低下したのが響いた。

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