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ANA、8月国内線を再度減便 感染者の再増加で予約伸び悩む

羽田空港を離陸するANA旅客機
7月27日、全日本空輸(ANA)は8月の国内線において37路線・2717便を追加減便すると発表した。写真はANAのボーイング767機。2018年1月、東京の羽田空港で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 27日 ロイター] – ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)は27日、8月の国内線において37路線・2717便を追加減便すると発表した。新型コロナウイルス感染者が再び増加していることを受け、予約数が伸び悩んでいるため。同月の運航数は当初の運航計画に対して77%となる。

ANAは14日時点で8月の国内線について、当初の運航計画の88%を再開すると発表していたが、需要の伸びが鈍化しているため再度減便することを決めた。特に需要が増えると見込んでいた盆期間(7日―17日)の運航数についても、計画比95%から88%に引き下げる。

日本航空(JAL)も22日に、8月1日―6日の国内線を再び減便すると発表している。