落語家・立川志ら乃のスーパーマーケット徒然草 第12回 最高かよ!「ジャパンミート」よ永遠なれ!
「棚…低くない…?」 スーパーで味わったことのない開放感がそこにあった
これらだけでも「わざわざ通いたい理由」しかないのですが、それ以上に私が気になったのが、
「全体的に棚が目線よりも低い」
スーパーでこんな開放感を感じたことあったかな?というほどの開放感。
ひょっとしたら丸井の地下の条例として何らかの取り決めがあり、ジャパンミートさんとしては本当はもっと棚を高くして商品をたくさん置きたい! と思われているのかもしれませんが、そのままがいいです。「コモディイイダ」なども比較的に棚は低めなのですが、ほぼ全フロア見渡せるスーパーは現時点でここしか知りません。
今後、いろんなことを比較してスーパーを見て行くことになると思いますが、錦糸町のジャパンミートほど「棚を低くする」というスーパーはきっと現れないと思いますので、その点においてはオンリーワンであり、ナンバーワンであり続けるでしょう。
ジャパンミートの店内で急に思い出した、1通の手紙
棚のことを熱心に語ってしまいましたが、商品も「安かろう良かろう」とでも言うべき内容で、「明治屋とか紀ノ國屋じゃないと満足できない」という人以外なら、大満足間違いないのがジャパンミート錦糸町店。
と、ここまで書いてて一つ思い出したことが。
以前私のトークイベント「スーパーのはなしをしよう!」に来て下さった方から、「この焼肉のタレ最高ですよ」といただいたのがジャパンミートの商品だった! その方には「ジャパンミートがいかにすばらしいか」という内容のお手紙までもらっていたのに、その時は
「わざわざ40~50分かけて錦糸町まで行くのは面倒」
という、地獄のような思考回路だったので足を運んでいなかったのです。
ジャパンミートを薦めてくださったあなた! 遅くなりましたが、ようやくその熱意を受け取ることができました。ジャパンミートで購入したアグー豚をジャパンミートの焼肉のタレに漬け込みながら、感謝をしております。
立川志ら乃
1974年2月24日生まれ。98年3月、立川志らくへ入門。2012年12月に真打ち昇進。16年7月に「スーパーマーケットが好きである」ことを突如自覚。スーパーに関する創作落語に「グロサリー部門」「大豆なおしらせ」など。
Twitter:@tatekawashirano
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