完全失業率、4月は2.6%に悪化 有効求人倍率1.32倍で前月から低下

ロイター
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東京新宿を歩く人々
総務省が29日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月(2.5%)から0.1ポイント上昇した。写真は5月26日、東京新宿で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 29日 ロイター] – 総務省が29日に発表した4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月(2.5%)を上回り、2017年12月以来の高水準となった。ロイターの事前予測調査は2.7%だった。

厚生労働省が発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍で、前月から0.07ポイント低下。2016年3月(1.31倍)以来の低水準となり、事前予測1.33倍を下回った。新型コロナウイルスの影響で4月の有効求人(季節調整値)が前月比で8.5%減少したことが影響した。

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