[1日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のベゾス創業者兼最高経営責任者(CEO)が過去3日間で18億ドル相当の同社株を売却したことが、規制当局への提出文書から明らかになった。
今回の売却は従来の取引計画に基づくもので、ベゾス氏の保有するアマゾン株の価値は約1100億ドルに縮小する。
今年離婚した元妻マッケンジー・ベゾス氏のアマゾン株の保有は370億ドル強で、第2位の個人株主。離婚の財産分与に基づき、ベゾス氏の持ち株の4%(約1970万株)がマッケンジー氏の保有名義となることが決まっている。
フォーブス誌によると、ベゾス氏はなお世界長者番付トップを維持。マッケンジー氏は23位に付ける。
また、ベゾス氏はこれまでに、自身が率いる宇宙開発ベンチャーのブルー・オリジンに投資するため、年間約10億ドル相当の株式を売却する方針を示している。