イケア

オフィスづくりのサポートも挑戦

イケアのロゴ
写真はロイター

 2021年8月期の売上高は前年同期比で8.3%増の939億円だった。店舗数は、仙台市内に1店舗、首都圏に7店舗、愛知県長久手市に1店舗、関西に2店舗、福岡に1店舗の合計12店舗を展開している。2024年に、北関東エリアで初出店となる「IKEA前橋(仮称)」をオープンする計画だ。リアル店舗とは別に、空白エリアでオンラインストア上で購入した商品を受け取るサービスを、札幌、静岡、岡山、広島、高松の5カ所で展開している。

 イケアは郊外の大型店をメインに事業を展開していたが、ECの拡大や若者の車離れなど消費者の行動様式が変わる中、20年に都心型店舗の出店を開始した。現在3店舗ある都心型店舗(渋谷店、原宿店、新宿店)では、様々なチャネルからの買物を想定したオムニチャネル戦略に則った運営を目指している。22年4月に、「IKEA渋谷店」をリニューアルして、同店5階に同社の都心型店舗としては初めて、中小企業のオフィスづくりをサポートするインテリアプラニングサービス「IKEA for Business」を開設し、新しい需要の獲得に挑戦している。

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