イオン、家庭で発電した電力と引き換えにポイント、中部電と組む

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 イオンと中部電力は、家庭で太陽光発電設備を使って発電した電力を引き取り、電子マネー「WAON(ワオン)」のポイントを交換するサービスを始める。

 中部エリアを対象に11月から始める。太陽光発電の余剰電力を中部電力が一般家庭から募り、イオンの店舗に供給する。電力提供と引き換えに支給されるワオンポイントを各家庭は買い物に利用できる。

 太陽光発電普及のための固定価格買取制度は19年11月以降、順次終了する。同制度を利用した電力の売却ができなくなる家庭の余剰電力を店舗で使用することで、イオンは二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。

 イオンは2050年までに店舗で排出するCO2の総量をゼロにすることを目指しており、中間目標として30年までに10年比で35%を削減する方針。

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