【マツキヨ】グループ全店でアリペイ導入、訪日客の利便性高める

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 マツモトキヨシホールディングスは10月30日から全国約1600店のグループ全店舗で、中国アリババ集団のモバイル決済サービス「Alipay(アリペイ)」を導入した。

 訪日外国人客は2017年で2869万人と10年前の約3.4倍に拡大しており、なかでも中国からの訪日客が全体の約26%を占める。中国で約7億人以上が利用するアリペイを導入することで、化粧品や医薬品など免税品を購入する訪日客の利便性を高める。

 国内の大手小売業では、2017年1月にローソンがアリペイを、ドラッグストアのココカラファインが中国テンセントの「WeChatPay(ウィーチャットペイ)」をそれぞれ全店で使えるようにしたほか、ファミリーマートが19年1月下旬をめどにアリペイとテンセントの全店導入を決めるなど、中国発のモバイル決済の普及が進んでいる。

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