【日本気象協会】約500品目の「需要予測指数」、小売業向けに提供

2018/10/25 15:15
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 日本気象協会はPOSデータと気象データの解析に基づいて商品ごとの売れ行きを予測する「需要予測指数」を開発、小売業向けに提供を始める。

 同協会は2017年から気象情報に基づいた商品需要予測情報を主にメーカー向け提供してきたが、これにID-POSデータ解析のTrue Data(トゥルーデータ、東京都港区)が収集するPOSデータを組み合わせ、アイスクリーム、中華料理の素、殺虫剤といった品目ごとの需要予測指数を開発した。にぎり寿司、サラダなど総菜の需要予測指数も用意しており、指数の数は合計約500種類となる。

 指数をスマートフォンやタブレットなどに表示させ、店頭での補充発注や総菜の生産計画などに役立ててもらうことを想定する。

 利用料金は月額数万円からで、19年3月までに首都圏でベータ版の提供を開始する予定。21年までに200の小売事業者への導入を目指す。

 

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