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壱番屋、葛原副社長が社長に昇格、来年3月に

 カレー専門店「カレーハウス CoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)は10月22日、副社長の葛原守氏(51歳)が2019年3月1日付けで社長に昇格する人事を決めた。

 現社長の浜島俊哉氏は2002年6月の社長就任から16年以上が経ち、来春に60歳の節目を迎えることから、社長を退くことを決めた。社長退任後は代表権のない取締役会長として新社長をバックアップする。

 フランチャイズ加盟店を含む壱番屋の18年2月期の店舗売上高は966億円で、このうち海外は1割強の111億円。新社長に就く葛原氏は2006年から一貫して海外事業を担当しており、新体制では海外事業のさらなる拡大を目指す。

 葛原氏は辻学園日本調理師学校を卒業後、広島シティホテルを経て、1992年に壱番屋入社。2013年取締役、15年常務取締役などを歴任後、18年3月から代表権のある副社長として海外事業と外販事業を担当している。