2018/10/23
【セブン&アイ】クレジットカード情報を非保持化、大手流通業で初
セブン&アイ・ホールディングスは傘下の事業会社がPOSシステムで行っていたクレジットカード判定処理(ポイント付与や値引き)をクラウド上のシステムに移行することで、クレジット決済システムのセキュリティを強化する。
2018年6月に施行された改正割賦販売法では、POS内蔵型クレジット端末で決済を行っているクレジットカード加盟店に対し、20年3月までにクレジットカード情報の非保持化または国際的な情報セキュリティ基準であるPCI DSS準拠などのセキュリティ強化対策を求めている。
セブン&アイではジェーシービーの関連会社である日本カードネットワークの「クラウド型マルチ決済サービス CARDNET-Cloudサービス」を利用することで、国内の大手流通業では初めて、クレジットカード情報の非保持化を実現する。
10月からセブン-イレブン・ジャパンの国内約2万店舗で、19年4月からはイトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ヨークマート、セブン&アイ・フードシステムの計約1000店舗でCARDNET-Cloudを導入する。
関連記事
- 【セブン&アイ】グループ商品戦略本部を設置、PB開発や物流連携を強化
- 【セブン&アイ】3~11月期の営業利益は2.9%増の3042億円、海外コンビニ好調
- 【セブン&アイ】VR店舗を期間限定で開設、AIキャラクターが売り場を案内
- 【セブン&アイ】「アリオ亀有」を大規模改装、最大級の総菜売り場
- 【セブン&アイ】上半期の営業利益は2.6%増の1996億円
- 【セブン&アイ】ネット通販でAIによる問い合わせ対応開始
- 【セブン&アイ】第1四半期の営業利益は2.7%増の863億円
- 【セブン&アイ】通信教育「Z会」の増進会HDと提携
- 【セブン&アイ】小田急と業務提携、スーパーとコンビニ事業
- 【セブン&アイ】スマホ決済の新会社「セブン・ペイ」を設立