【ヤマダ電機】19年3月期は営業減益に、427億円の下方修正

2018/10/22 12:35
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 ヤマダ電機は10月18日、2019年3月期の連結営業利益が前期比24.2%減の294億円になりそうだと発表した。従来は86.0%増の721億円を予想していたが、427億円の大幅な下方修正で一転減益となる。

 同社は家電に次ぐ収益の柱として住宅関連事業の強化を進めており、昨年から家電とリフォーム、住宅販売などを融合させた新業態の開発をスタート、9月末時点で既存店45店舗を「家電住まいる館」として改装オープンしたが、利益貢献には時間がかかりそうだ。今夏に全国各地で豪雨や台風、地震などの自然災害が発生したことや、在庫適正化のために仕入れを絞ったことも売り上げの減少につながった。

 19年3月期の連結売上高は前期比4.5%増の1兆6440億円、経常利益は20.8%減の375億円を見込む。従来予想に比べて、それぞれ680億円、426億円の下方修正となる。

 

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