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【全国百貨店】8月の売上高は0.2%減、2ヵ月連続のマイナス

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の8月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.2%減だった。大きく落ち込んだ前月(6.1%減)に比べて回復したものの、2ヵ月連続で前年実績割れとなった。台風の上陸や土曜日が前年に比べて1日少なかった影響が出た。

 地区別では、10大都市は1.0%増とプラスに転じたが、地方は3.0%減とマイナス基調が続いた。

 商品別では、猛暑が続いたこともあり化粧品がUVケア商品を中心に好調で9.0%増と41ヵ月連続のプラス、海外高級ブランドを含む身のまわり品が2.5%増とプラスに転じた。主力の衣料品は2.6%減、食料品は1.4%減とマイナスが続いた。

 なお、免税品売上高は20.0%増の258億円で、21ヵ月連続のプラスだった。