ドンキホーテホールディングス（HD）は8月13日、東京・渋谷駅から東急百貨本店に通じる文化村通りに地上28階・地下1階の複合ビルを開発すると発表した。
プロジェクト名は「渋谷区道玄坂二丁目開発計画（仮称）」で、敷地面積は5737平方メートル。現状は駐車場や雑居ビルとして使用されている敷地を再開発し、高さ116メートルの高層ビルを建てる。地上1階から3階を店舗、4階から10階を賃貸用のオフィススペース、11階から28階をホテルとする計画だ。
9月から区画整理工事を着工、2019年1月からビルの建設工事を始める。完成は22年4月を予定する。
渋谷駅周辺では東京急行電鉄グループが高層ビル建設などの大規模再開発を進めており、オフィスと商業施設の集積度が大きく高まる見通し。渋谷の街全体としてオフィスワーカーや観光客が増えることを見込んで、ドンキホーテHDも初の高層ビル建設に乗り出す。