アルビス、中間期は増収も営業・経常減益


アルビス

 アルビス(富山県)が10月31日に発表した2026年3月期第2四半期決算(連結2025年4月1日~9月30日)は、営業収益が前年同期比3.9%増の502億2,900万円、営業利益が10.5%減の7億1,800万円、経常利益が6.8%減の9億8,900万円となり、増収も営業・経常減益で上期を折り返した。

 上期は、前期の新店1店舗や建替え新店2店舗の効果もあり、増収を達成。利益については、商品値上げや急激な相場変動などの影響はあったが、高利益商品やPB商品などの販売拡大とプロセスセンターの原価改善により、売上総利益率は前年同期を0.2ポイント上回る30.44%に上昇。売上総利益に不動産賃貸収入を加えた営業総利益は6億8,300万円増え、156億6,200万円に伸長した。

 一方、賃金増など人的資本への積極的な投資を行ったことや、前期新店・建替え新店などの店舗投資による減価償却費が増加した影響で、販管費は7億6,700万円増の149億4,400万円となり、営業利益は8,400万円減少した。

 今年度は新たに「商品開発課」を設置し、名物商品などの高付加価値商品の開発を推進。また、顧客の節約志向に応えるため、PB商品の拡大や300品目をお値打ち価格で提供する食卓応援企画などを継続して実施。6月からは、各自治体の子育て応援企画と連携した施策「ハピマル」として、毎週土・日曜日に購入金額から5%を割引くサービスを開始した。

 店舗投資では、既存店では、1店舗を改装オープンし、1店舗を建替えオープン。新店では、小商圏戦略店舗の富山県内1号店となる「アルビスくらすSOGAWA」(富山市)をオープンした。

 店舗運営の標準化や電子棚札(ESL)の導入なども進め、店舗の生産性の向上を図りながら、プロセスセンターでは継続的な原価改善と品質向上に尽力。11月には、海産物や魚惣菜の加工に特化した海産プロセスセンターを稼働させ、店舗における作業工数削減に取り組んでいく。

 2026年3月期の連結業績については、営業収益で4.0%増の1,020億8,400万円、営業利益で9.4%増の22億5,800万円、経常利益で8.0%増の28億1,300万円を見込み、本決算は増収増益となる模様。

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