綿半HD、上期決算は増収も営業2ケタ減益


綿半

 綿半ホールディングス(長野県)が10月27日に発表した2026年3月期第2四半期決算(連結2025年4月1日~9月30日)は、売上高が前年同期比0.3%増の654億6,300万円、営業利益が17.4%減の14億4,900万円、経常利益が7.9%減の16億4,200万円となり、営業・経常減益で上期を折り返した。

 小売事業については、前期の南海トラフ地震注意報による災害対策需要の反動減などの影響で、売上高が0.6%減の393億500万円、セグメント利益が9.4%減の9億5,300万円となり、減収減益を余儀なくされた。

 スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販など、多様な業態を展開する小売事業では、4月に「綿半スーパーセンター千曲店」(長野県千曲市)をリニューアルし、「わくわく感」と「ライブ感」をテーマに、オープンキッチンの導入や揚げ立てフライの提供、焼き立てパンが楽しめるベーカリー売場を新設するなど、グルメコーナーの売場を大幅に強化。

 また、「綿半ホームエイド穂高店」(長野県安曇野市)でも、近隣ホームセンターとの差別化を図るため、地域の工務店・職人層のプロ向け資材などを拡充した売場へリニューアルし、7月には「綿半スーパーセンター上田店」(長野県上田市)でリニューアルを行い、資材や加工食品の売場を大幅に拡充した。

 上期は、毎日驚異的な低価格で提供する施策「狂安」を実施し、価格と品質の両立にも積極的に取り組んだほか、商品展開については、綿半ファームで育てた黒毛和牛「SHINルビー牛」の販売強化によって、売上が好調に推移。また、スマート技術と循環型モデルを採用した綿半ファームの次世代養豚施設(長野県筑北村)から、肉質がよく脂肪の口溶けが良いヨークシャー種を活用した、国内唯一の掛け合わせとなる「幻の三元豚」の出荷を8月から開始した。

 2026年3月期の連結業績については、売上高で4.0%増の1,390億円、営業利益で9.7%増の38億4,000万円、経常利益で4.9%増の40億円を予想。下期で上期の減益をカバーする。

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