ヤマナカ、上期決算は減収・営業損失で経常大幅減益


ヤマナカみなと当知店
※写真は「みなと当知店」

 ヤマナカ(愛知県)が10月27日に発表した2026年3月期第2四半期決算(連結2025年3月21日~9月20日)は、営業収益が前年同期比2.6%減の414億1,900万円、営業損失4,500万円、経常利益が86.1%減の2,600万円となり、減収、営業損失・経常大幅減益で上期を折り返した。

 上期は、既存ビジネスモデルの進化を目標に、「好事例の横展開と経営資本の傾斜配分」を掲げ、ヤマナカ店舗では、業績が好調な店舗の施策の他店舗への横展開と、最新売場への改装を進めた。また、フランテロゼ3店舗(覚王山・八事・白壁)では、東海地方で唯一無二の店舗となるようフランテロゼコンセプトの磨き上げを行うなど、フランテブランドの向上と収益拡大に努めた。

 経営効率の向上では、不採算店舗の業績改善に取り組み、最新設備や什器の導入による業務・作業の効率化・簡素化を進めながら、本部における新たなシステム導入・更改、デジタル化によるペーパーレスやワークフローを進め、労働生産性の向上に注力した。

 既存店のリニューアルは3店舗で実施。生鮮部門強化施策をさらに強化・充実させるため生鮮・惣菜売場を拡大し、鮮度・品質・産地にこだわった商品を多数取り揃えられる改装を行い、トレンド商品となっている生活雑貨や調理器具、食品専門店の商品を取り揃えるなど、これまで以上に選びやすく買い回りしやすい売場へ刷新した。

 なお、システム更改に伴い、衣料品事業の縮小を実行。9店舗で展開していた衣料品・生活雑貨ブランド「エスポ」については販売を中止し、18店舗で衣料品売場の大幅縮小を行い、テナントや食品売場拡大に充てた。

 営業収入を除いた売上高は2.7%減の402億9,900万円。売上総利益率は0.33ポイント改善して29.17%となったが、売上高の減少により売上総利益は1億8,600万円減少。販管費は1,900万円減少したものの、営業収入を加えた営業総利益が1億9,300万円減少したことから、販管費を吸収できず営業損失を生じた。

 2026年3月期の連結業績については、営業収益で3.0%増の870億円、営業利益で87.9%増の11億円、経常利益で64.3%増の12億円を予想。下期の挽回で増収増益につなげる。

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