〔決算〕ファミマ、8月中間は事業利益最高=大谷起用効果や値下げで

時事通信社

ファミリーマートの看板
〔写真説明〕ファミリーマートの看板(時事通信社)

 ファミリーマート(非上場)=2025年8月中間連結決算(国際会計基準)は増収で、事業利益は増益。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の広告起用や値下げのキャンペーンで売り上げを伸ばし、事業利益は中間期として過去最高を更新した。一方、中国事業の再編に伴う利益を前年同期に計上した反動などで、純利益は3割減となった。

 チェーン全店の平均日商は2万2000円増の59万5000円と中間期として過去最高。東京都内で記者会見した細見研介社長は、足元の事業環境の変化を踏まえ、「省人化を進めながら、効率的に利益を稼ぐことが最も重要だ」と述べた。

 通期の業績見通しは変更していない。

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