ジェックス、2025年大阪・関西万博で未来型「IoT水槽」を展示


IoT未来水槽」展示イメージ
(ジェックス ニュースリリースより)

 アクアリウム用品大手のジェックス(大阪府)は7月29日、2025年大阪・関西万博に出展する大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」にて、IoT技術を活用した次世代型水槽「IoT未来水槽」を展示すると発表した。

 「IoT未来水槽」は、アクアリウムにおける掃除や水換えといった日常的な管理の手間を軽減するため、水再生システムや遠隔操作が可能なIoT機能を搭載。さらに、アクアリウムの映像を投影するシステムも備え、新たな視覚的な楽しみ方も提案する。展示では、来場者がこれらの機能を実際に体験できる予定だ。

 水槽本体のサイズは幅68×奥行68×高さ39cmで、水容量は約150L。ろ過槽を含めた全体サイズは幅108×奥行71×高さ146cm、水容量は約300Lとなっている。

 ジェックスは、国立大学法人岐阜大学と2008年より、アクアリウムの癒し効果に関する共同研究を行っており、これまでにストレス回復効果や高齢者の関心向上、子どもの想像力や好奇心の育成といった成果が報告されている。一方で、メンテナンスの手間がアクアリウム設置の障壁となっていた。

 今回の「IoT未来水槽」は、こうした課題をIoTによる遠隔管理で解消し、学校、病院、高齢者施設などへの設置促進を図るもの。「幸福寿命」の実現に向け、心身の健康を支えるツールとしてのアクアリウムの可能性を広げる。

〈展示概要〉
展示内容:未来型「IoT水槽」の展示(IoTによる遠隔管理機能、映像投影などを体験可能)
展示期間:2025年9月30日(火)〜10月6日(月) 9:00〜21:00
会場:2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」

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