コープさっぽろ、北海道の中標津町と繊維リサイクルに関する協定を締結


コープさっぽろ、北海道の中標津町と繊維リサイクルに関する協定を締結
(画像)生活協同組合コープさっぽろ・ニュースリリースより

 生活協同組合コープさっぽろ(北海道)は6月13日、環境負荷の低減と資源循環型社会の実現を目指し、北海道標津郡中標津町と繊維リサイクル推進に関する協定を締結した。コープさっぽろと各自治体が繊維リサイクル推進に関する協定を締結するのは、中標津町が初となる。

 繊維リサイクルには、使用済み衣類をそのまま活用するリユース(再利用)、繊維をほぐして糸やフェルトに加工するマテリアルリサイクル、化学的に分解して新たな素材に転換するケミカルリサイクルといった方法がある。

 しかし、マテリアルリサイクルとケミカルリサイクルの合計は12.3万トンで、全体のおよそ15%にとどまっている。使用済みの衣類から新たな衣類を生産する「繊維to繊維」のリサイクル率は、全体の1%未満と極めて低い状況だ。

 企業や自治体による取り組みが進む中、コープさっぽろでも同協定を通じてリサイクルのさらなる推進と資源の有効活用を図り、持続可能な社会の構築に貢献していく。

 今回の協定により宅配システム「トドック」による資源回収に加え、新たに「コープさっぽろ なかしべつ店」および「宅配トドック中標津センター」において拠点回収を実施する。

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