ライフ、子ども食堂への食品支援を江東区にも拡大 深川猿江店で支援開始


ライフ深川猿江店 フードバンクの様子
深川猿江店(ライフコーポレーション ニュースリリースより)

 ライフコーポレーション(大阪府)は6月12日、新たに東京都江東区の「深川猿江店」にて、フードパントリーを通じた子ども食堂などへの食料品寄贈を開始したと発表した。取り組みは5月30日からスタートしており、今後は毎月1回実施する。

 同社では、地域社会への貢献と食品ロス削減を目的に、販売はできないものの品質に問題のない食品や生活用品を、地域の子ども食堂などに寄贈する活動を展開。これまでに東京都江戸川区の「本一色店」(2024年5月より)、「鹿骨店」(5月26日より)で実施しており、今回の深川猿江店での取り組みにより、活動エリアを江東区にも拡大した。

 寄贈の対象となるのは、パッケージの破れ、へこみにより販売はできないが中身の品質に問題のない食品や、ライフが定める販売期限を過ぎているものの、賞味期限内で消費可能な商品など。これらを子ども食堂などに提供することで、支援団体の活動をサポートすると同時に、食品ロスの削減と資源の有効活用にもつなげる。

 同社では、対象商品の基準や運用ルール、寄贈に関する契約書の整備など、持続可能な支援体制を構築している。今後もこの仕組みに基づき、取り組みの継続と地域への展開を進めていく方針だ。

【取り組み概要】
実施店舗:ライフ 深川猿江店
提供商品:パッケージ破損などにより販売不可となった常温加工食品
開始日:2025年5月30日(金)〜(毎月1回実施)
提供先:江東区社会福祉協議会・フードバンク江東

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