ファミリーマート、2024年度のCO2排出量削減が2017年度比で12.8%減

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ファミリーマートの環境配慮に対応した配送車両
(画像)ファミリーマート・ニュースリリースより

 ファミリーマート(東京都)は、2024年度の物流配送において排出されたCO2量が2017年度比で12.8%削減されたことを6月5日に発表した。

 同社は2030年までに2017年度比で30%のCO2排出量削減を目標としており、物流配送におけるCO2削減を積極的に進めている。

 今回の削減実績は、AIを活用した配送シミュレータによる効率的な配送コースの設定、クリーンディーゼル車両やFC(燃料電池)小型トラック、RD(リニューアブルディーゼル)など環境配慮型配送車両の導入といった多様な取り組みにより実現されたものである。

 その中でも、AIを活用した配送シミュレータによる配送コース数の設定では、効率的なルート設定により配送コースや配送車両台数が約10%削減されたほか、2017年度比で走行距離は約5,300万km(約20%)削減された。

 今後も同社は、配送コースの最適化や配送回数の見直し、環境対応車両の拡充、さらには他社との協業・連携を強化することで、物流配送におけるCO2排出量削減を継続的に推進するとしている。

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