コーナン、建デポが工具リユース会社「ボーダレス」を子会社化 工具リユース分野で事業領域を拡大へ
コーナン商事(大阪府)の連結子会社である建デポ(東京都)は6月2日付で、電動工具リユース事業を展開するボーダレス(兵庫県)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。
ボーダレスは、中古および新古品の電動工具を自社で買い取り、ECサイトで販売するリユース専門企業で、同業界において高い販売実績を有する。現在は関西エリアの「コーナンPRO」内に、工具買取専門店「Reツール」を全8店舗展開しており、コーナングループとの連携を通じて良好な事業関係を築いてきた。
建デポは、今回の株式取得により、ボーダレスの持つ商品調達力や販売ノウハウを取り込み、事業領域のさらなる拡大を図る。両社のシナジーを最大化することで、プロユーザーである会員向けに、より価値の高い商品やサービスの提供体制を強化していくとしている。