平和堂、「MUDAZERO」プロジェクトで衣料品35tを店頭で回収

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平和堂の衣料品リサイクル事業「MUDAZERO」プロジェクト 回収ボックス
(画像)平和堂・ニュースリリースより

 平和堂(滋賀県)は、衣料品リサイクル事業「MUDAZERO」プロジェクトを通じ、2024年4月からの1年間に店頭で回収した衣料品が35tに達したと、5月23日に発表した。この35tの中には、3月に実施された身だしなみルール見直しにより不要となった制服5tが含まれている。

 「MUDAZERO」プロジェクトとは、回収した衣料品を糸や生地としてリサイクルし、新たな衣料品へと生まれ変わらせる衣料品の回収・再生プロジェクトだ。同社は同プロジェクトに賛同し、2024年4月から店頭での衣料品回収を実施している。

 店頭に衣料品回収BOXを設置することで、買い物のついでにリサイクルに参加しやすい環境を整え、加えて再生品の販売を通じて循環型社会への貢献を目指す。

<「MUDAZERO」プロジェクト概要>
■回収期間:2024年4月21日(日)~2025年4月20日(日)
■回収量:約35t(内訳:店頭回収約30t、平和堂の制服約5t※)
※グロサリー、衣料品、住居関連品、後方支援で使用されていた女性用制服
■回収店舗:平和堂、アル・プラザなど計37店舗
■実施場所:対象店舗の衣料品売場
■回収対象品:平和堂で購入された衣料品
■企画元:カイタック、ISKOジャパン

平和堂の衣料品リサイクル事業「MUDAZERO」プロジェクトの再生糸を使用した商品
(画像)平和堂・ニュースリリースより

■MUDAZEROプロジェクトの再生糸を使用した商品
・商品名:isco メンズジーンズ
・規格:ストレート、テーパード、スキニー
・カラー:インディゴ(リサイクルコットン20%)、ブラック(同14%)
・価格:3,980円
・販売店舗:平和堂50店舗

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