カインズ、福岡県直方市と包括連携協定を締結 地域課題の解決と活性化を推進

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カインズと福岡県直方市の包括協定締結式
(左から)直方市 大塚 進弘市長、カインズ 直方店 店長 今井 健史氏、株式会社カインズ 理事 コーポレートサポート本部長 兼 くみまち渉外責任者 植木 俊行氏(カインズ ニュースリリースより)

 カインズ(埼玉県)は5月23日、福岡県直方市と「包括連携協定」を締結した。

 同協定は、環境・社会・経済の持続可能な発展を目指す直方市とカインズが、それぞれの資源を活用しながら、地域課題の解決、市民サービスの向上、地域活性化を図ることを目的とする。

 今回の協定では、4R(リフューズ・リデュース・リユース・リサイクル)の推進施策として、企業版ふるさと納税を活用し、カインズオリジナルの「水切れのよい 立てて置くだけ水切り(50枚入り)」を市内全戸(約2万8000戸)に配布することを予定しており、家庭ごみの削減やCO₂排出の抑制を図る。

 カインズは2023年7月に「カインズ 直方店」(直方市下境)を開業。これに先立ち、同年6月には「災害時における物資の供給に関する協定」を締結するなど、地域との連携を深めてきた。

 また、2024年7月には直方店の駐車場内に、新聞紙・雑誌・段ボール・古着を回収するリサイクルステーションを設置し、店舗の「サーキュラーステーション」化に継続して取り組んでいる。

 このほか文化・観光分野では、「チューリップフェア」に継続的に参加。会場整備やワークショップ企画などを通じて、地域のにぎわいづくりに寄与している。

 同社は、今回の協定締結を通じて、地域との連携をさらに深め、持続的な地域づくりに取り組んでいく方針だ。

【協定の連携事項】
(1)4Rの推進に関すること
(2)花文化観光都市の推進に関すること
(3)カーボンニュートラルの推進に関すること
(4)防災・災害対応に関すること
(5)直方市のシティプロモーションに関すること
(6)その他、地域の活性化および市民サービスの向上に関すること

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