クスリのアオキHD、香川県の食品スーパー「ミワ商店」を子会社化

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クスリのアオキのロゴ クスリのアオキホールディングス(石川県)は5月8日、香川県で食品スーパー「PiCASO(ピカソ)」を展開するミワ商店(香川県)の全株式を取得し、子会社化することを発表した。株式譲渡日は2025年6月2日を予定している。

 同社は、「健康と美と衛生」を通じた社会貢献を掲げ、ドラッグストアおよび調剤薬局を中心とした事業を展開。2025年4月時点で、北信越、東北、関東、東海、関西、四国の27府県において、ドラッグストア992店舗(調剤薬局併設664店舗)、専門調剤薬局6店舗、スーパーマーケット26店舗の計1,024店舗を運営している。

 ミワ商店は、1948年創業のミワ洋服店を前身とし、現在は「PiCASO」の屋号で香川県に5店舗の食品スーパーを展開。「あしたは、もっと、おいしく」をモットーに、価格・品質・品揃えを充実させ、地域に密着した営業を続けてきた。

 クスリのアオキHDは、ミワ商店が培ってきた小売業のノウハウや、生鮮部門を中心とした専門性の高い人材を取り込むことで、四国エリアにおける事業基盤の強化を図る考えだ。

 今後は両社の経営資源を共有し、シナジー効果を追求することで、グループの企業価値の向上を目指すとしている。

 なお、今回の株式取得による2025年3月期の連結業績への影響は軽微と見込まれており、詳細は現在精査中だという。

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