セブン&アイ、社名変更を延期=社内調整間に合わず

時事通信社
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セブン&アイ・ホールディングス本社に掲げられたロゴマーク
〔写真説明〕セブン&アイ・ホールディングス本社に掲げられたロゴマーク=東京都千代田区(AFP時事)

 セブン&アイ・ホールディングスが社名変更を延期したことが9日、分かった。コンビニ事業への集中に伴い、社名を「セブン―イレブン・コーポレーション(仮称)」に変更する予定だったが、27日に開催する同社の株主総会へ議案提出を見送った。広報担当者は、延期の理由について、「新たな経営体制への移行など、グループの構造改革に伴う社内調整に時間を要しているため」と説明している。 

 同社は、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受ける中、イトーヨーカ堂などのスーパーや外食、専門店といった非コンビニ事業を切り離した。これに伴い、今回の株主総会に社名変更の議案を提案する予定だった。

 株主総会では、取締役候補の選任議案を諮る。社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏は社長に、副社長の伊藤順朗氏は会長にそれぞれ就任する予定だ。

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