平和堂、「おしごと&エコくらぶ」参加者が初の1万人超え 小学生向けの環境学習プログラム

滋賀県を拠点にスーパーマーケットを展開する平和堂(滋賀県)は、2024年度に実施した小学生向け環境学習プログラム「おしごと&エコくらぶ」の年間参加者数が、初めて1万人を超えたと発表した。
同プログラムは、店舗で実際に取り組んでいるリサイクル活動や地産地消の工夫、さらにスーパーマーケットで働く人々の仕事内容について、座学と店舗見学を通じて学ぶ体験型のカリキュラム。2007年から継続的に実施しており、環境への関心を高めるとともに、日常生活に密着した消費行動を考える機会を提供してきた。
2024年度は、平和堂が出店している府県内の小学校197校から計11,028人が参加。プログラムは110店舗で実施された。
参加した児童からは「商品を並べる工夫がわかって面白かった」「トレーやペットボトルはきれいに洗ってお店に持ってこようと思った」といった感想が寄せられた。また、学校関係者や保護者からも「普段見ることのできない部分を見学させてもらい、子どもたちは様々な気づきを得られた」など、高い評価を受けている。
同社では今後も、生活に身近な店舗を通じて環境への関心を家族全体で深めるきっかけを提供し、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を支えていくとしている。
【2024年度プログラム実績】
実施期間:2024年2月21日~2025年2月20日
受講校数:197校
受講者数:11,028名
実施店舗数:110店舗(平和堂)