Genky DrugStores、第3四半期決算は増収増益で好調に推移

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 Genky DrugStores(福井県)が4月28日に発表した2025年6月期第3四半期決算(連結2024年6月21日~2025年3月20日)は、売上高が前年同期比7.9%増の1,473億円、営業利益が5.3%増の68億円、経常利益が5.3%増の70億円となり、前年同期の2ケタ増収・2ケタ増益には及ばないものの、堅調な伸びを維持した。

 第3四半期連結累計期間は、「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、集中出店で地域シェアを高めるドミナントエリア構築に邁進。また、顧客の節約志向に応えるため、さらなるローコストオペレーションを追求し、生活必需品のディスカウントに努めた。

 第3四半期までの新規出退店については、R店を愛知県に8店舗、福井県に7店舗、岐阜県に4店舗、石川県に3店舗、滋賀県に3店舗を出店。一方、大型店を5店舗閉店し、R店1店舗の改装を実施した。

 業態別の売上高は、「R店」が1,239億2,000万円、「大型店」が 232億5,800万円、「その他」が2億400万円。商品別の内訳では、「食品」が1,032億5,400万円、「雑貨」が174億6,500万円、「化粧品」が139億4,500万円、「医薬品」が116億4,100万円、「その他」が10億7,600万円となり、「食品」の売上高構成比を70%まで高めた。

 売上総利益率は前年と同水準の20.2%を維持し、売上総利益は21億3,600万円増加。一方、販管費は17億9,100万円増加したが、売上総利益の増加分が販管費の増加分を吸収し、営業利益を前年実績より3億4,500万円押し上げた。

 2025年6月期の連結業績については、売上高で9.3%増の2,020億円、営業利益で10.9%増の100億円、経常利益で10.3%増の102億2,000万円、純利益で10.7%増の70億円を見込み、売上高は2,000億円を突破し、2ケタ増益の決算となる模様。

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