4月の名古屋の百貨店売上高、0.7%増=初夏向け商品が好調

名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日に発表した4月の売上高(速報)は、合計で前年同月比0.7%増の358億円だった。気温上昇で、ブラウスや帽子といった初夏向けの商品が好調だった。
ジェイアール名古屋高島屋は2.3%増の166億円、松坂屋名古屋店は0.7%増の98億円、名古屋三越(2店)は4.0%減の64億円、名鉄百貨店の本店は2.8%増の29億円だった。
名古屋三越(2店)は、円高傾向による訪日客数の減少や富裕層の購入意欲の低下などが影響。名鉄百貨店の本店は、北海道物産展といったイベントや屋上ビアガーデンで売り上げを伸ばした。