PLANT、中間期決算は減収・2ケタ減益
PLANT(福井県)が4月25日に発表した2025年9月期中間期決算(非連結2024年9月21日~2025年3月20日)は、売上高が前年同期比1.4%減の482億6,500万円、営業利益が20.5%減の9億7,900万円、経常利益が18.7%減の10億5,600万円となった。
中間会計期間は、既存店売上高が1.1%増で推移したが、前期の1店舗閉店が影響し、全社売上高は前年同期に比べて6億9,000万円減少。
消費者の節約意識や価格競争が高まるなか、客数回復を目的にした価格強化を実施したことで、売上総利益率は0.55ポイント低下して22.68%となり、売上総利益は4億2,300万円減少の109億4,500万円と苦戦。一方、販管費については1億7,100万円減少の99億6,500万円に止めたが、売上総利益減少分をカバーしきれず、営業利益を前年同期に比べて2億5,200万円減らした。
部門別の売上状況は、「フーズ」が3.2%減の320億700万円、「雑貨」が4.7%減の115億1,200万円、「ガソリン・灯油」が26.4%増の45億4,200万円。「ガソリン・灯油」の売上高構成比の上昇も、売上総利益率低下に影響した。
2025年9月期の業績については、売上高で1.1%減の974億6,500万円、営業利益で15.4%減の18億円、経常利益で15.5%減の19億円を見込み、厳しい決算を予想した。