コープデリ、リサイクル原料を使用した宅配用の保冷容器を導入

コープデリ生活協同組合連合会(埼玉県)は、プラスチック使用量削減のため、コープデリ宅配の配達時に使用している発泡スチロール製の保冷容器(本体・ふた)にリサイクル原料を50%使用したものを4月21日から導入した。
リサイクル原料には、使用できなくなった保冷容器も活用し保冷容器のリサイクルループを実現している。今回の導入により、年間で約339トン(本体:約261トン、ふた:約78トン)のプラスチック使用量削減を見込んでいる。
リサイクル原料を使用する保冷容器は、冷蔵品・冷凍品・青果品を組合員宅へ運ぶ際に使用しているものである。これまで保冷容器にはリサイクル原料を使用していなかったが、配合率50%で耐久性や商品の保冷温度について検証を行い、問題がないことが確認されたため導入を決定した。
保冷容器にリサイクル原料を活用することで、CO2排出量を年間で約291トン(本体:約234トン、ふた:約57トン)削減できるとしている。同組合は環境省が推進する「プラスチック・スマート」の取り組みに賛同し、保冷容器には「再生原料を使用しています」と明記し、「プラスチック・スマート」マークを表示する。





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