「ファミマフードドライブ」4年間で400トン寄贈、協力店舗・団体も拡大

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ファミマフードドライブ
(画像)ファミリーマート・ニュースリリースより

 ファミリーマート(東京都)は、地域の食支援と食品ロス削減を目的として2021年4月から開始した「ファミマフードドライブ」において、寄贈された食品の累計が2025年2月末時点で400トンを突破したと4月23日に発表した。これは大型トラック約20台分の重さに相当し、多くの家庭や福祉施設などへの食支援が実現した。

 「ファミマフードドライブ」は、家庭にある未利用の食品をファミリーマート店舗に寄付してもらい、NPOや社会福祉協議会などの協力パートナーを通じて、食支援を必要とする人々へ届ける取り組みだ。2025年2月末時点で実施店舗は全国4,425店、協力パートナーは615団体に達した。

 従来の家庭からの寄贈に加えて、新たに取引先企業からの協力も得た。その結果、各企業から寄贈された余剰在庫品は2024年度の累計で約64トン(231,671個)に上った。また、スポーツチームや飲食品メーカーなど多くの関係者と協力し、新たな連携や協業を進めた。これにより寄贈された食料品の量は増加し、より多くの人々に支援を届けることが可能となった。

【連携企業一覧】

ファミマフードドライブ連携企業一覧
(表)ファミリーマート・ニュースリリースより

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