マルヨシセンター、本決算は増収も大幅減益

マルヨシセンター(香川県)が4月14日に発表した2025年2月期決算(連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、営業収益が前期比4.8%増の417億3,800万円、営業利益が67.7%減の1億3,200万円、経常利益が63.3%減の1億4,500万円、純利益は89.8%減の1,300万円となり、増収となったものの利益は大きく落ち込んだ。
営業総利益は前期より7億2,400万円増えたが、販管費が10億300万円増えたことで、営業利益の2億7,900万円減につながった。
総資産は400万円増の161億9,900万円、純資産は2,300万円減の32億3,200万円、自己資本比率は0.3ポイント下げて18.5%となった。
当連結会計年度は、引き続き「健康とおいしさ」を軸にした「マルヨシクオリティー」の追求に全力を挙げた。また、品切れさせない時間帯別の売場管理を徹底し、サービス・品質・売場の総合的に顧客に満足してもらえる店づくりを目指し、フラッグシップモデルかつ四国戦略の1号店として2024年11月に「三加茂店」(徳島県三好郡)の改装を実施。
イズミのランサムウェア感染被害の影響やシステム統合に伴うシステム整備のための費用は発生したものの、段階的に進めてきたイズミとの仕入、物流、システムの統合が本格稼働。今後は、仕入原価の低減や物流効率化をさらに進め、利益拡大を図っていく。
2026年2月期の連結業績については、売上高で1.8%減の410億円、営業利益で140.9%増の3億2,000万円、経常利益で105.6%増の3億円とし、大幅な利益回復を計画した。





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