ハローズ、本決算は増収増益で好調持続

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ハローズ外観

 ハローズ(広島県)が4月14日に発表した2025年2月期決算(非連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、営業収益が前期比7.8%増の2,107億5,200万円、営業利益が12.9%増の122億7,000万円、経常利益が12.9%増の123億100万円、純利益は3.8%増の89億1,300万円となり、前期に続き営業・経常利益が2ケタの伸びを達成した。

 総資産は85億8,500万円増の1,128億6,900万円、純資産は79億1,400万円増の704億2,800万円、自己資本比率については2.5ポイント改善して62.2%まで高めた。
2024年度は、商品については継続して重点販売商品を育成し、適切な品質かつ低価格を基本コンセプトにしたPB商品の拡充に努めた。

 店舗については、売場面積600 坪型24時間営業店舗を新たに2店舗出店。また、既存店6店舗の改装と1店舗の増床を実施し、買物がしやすく、環境に配慮した店づくりを行うことで魅力アップを図った。2024年12月には環境負荷低減を目的とし、四国エリア11店舗へオフサイトPPAを導入。不足電力については再エネ電力を使用することで、店舗の再エネ100%化に取り組んだ。

 売上高は149億1,400万円増の2,048億4,600万円。売上総利益は37億5,800万円増えて525億9,500万円となり、売上総利益率は前期並みの25.7%を維持。営業収入を加えた営業総利益が41億5,100万円増えて585億100万円となったことで、27億5,100万円増加した販管費を吸収し、営業利益は14億円増加した。

 2026年2月期の業績については、営業収益で6.4%増の2,242億1,800万円、営業利益で0.4%増の123億2,000万円、経常利益で0.5%増の123億6,000万円を計画した。

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