コーナン商事、本決算は増収増益と堅調な伸び

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ホームセンター「コーナン」の看板
〔写真説明〕ホームセンター「コーナン」の看板(時事通信社)

 コーナン商事(大阪府)が4月11日に発表した2025年2月期決算(連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、営業収益が前期比6.1%増の5,014億円、営業利益が3.8%増の250億円、経常利益が3.1%増の233億円、純利益は1.1%増の142億円となり、増収増益で着地した。

 連結財政状態については、総資産が204億円増の4,709億円、純資産が85億円増の1,657億円、自己資本比率は0.3ポイント改善して34.6%となった。

 連結会計年度は、2021年4月に公表した「第3次中期経営計画~ずっと大好きや!!コ ーナン~これからもあなたにぴったり」の計画達成に向け、各種施策に取り組んだ。

 店舗拡充の分野では、グループ全体で43店舗(コーナン商事33店舗、建デポ9店舗、ホームインプルーブメントひろせ1店舗)を出店し、2店舗の閉店を実施。連結会計年度末のグループ店舗数を636店舗まで拡大した。

 売上総利益は86億円増の1,794億円。売上総利益率は0.4ポイントほど下げて37.0%としたが、高い水準を維持。営業総利益は、営業収入が8億円増加したことで、94億円増の1,965億円となり、85億円増加した販管費を吸収して、営業利益は前期より9億円増えた。

 2026年2月期の連結業績については、営業収益で4.4%増の5,236億円、営業利益で2.4%増の256億円、経常利益で3.0%増の240億円とし、増収増益の決算を計画した。

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