ファミリーマート、本決算は事業利益微増も純利益は大幅増

ファミリーマート(東京都)が4月9日に公開した2025年2月期決算(連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、営業収益が前期比0.8%減の5,037億円、事業利益が1.5%増の850億円、純利益は63.9%増の849億円で着地した。
国内CVS事業のチェーン全体の売上高は0.9%減の3兆2,438億円。単体の営業収益は0.4%減の4,688億円、事業利益は0.7%減の803億円、純利益は39.9%増の732億円となった。
2024年度は、既存店日商が42ケ月連続で前年超えを達成し、好調さを維持したほか、デジタルの活用による生産性向上に向けた取り組みや、独自性のあるSDGsの取り組みを進め、連結事業利益を13億円ほど押し上げた。
2025年度については、営業収益で23億円増の5,060億円、事業利益で50億円増の900億円を計画。看板商品の育成と「スイーツ」「おむすび」などのカテゴリー強化、売場面積の拡大(アポロ計画)、「ファミマオンライン」などによる顧客接点の拡大を進めていく。