ローソン、恵方巻の余剰食材を活用した手巻寿司を発売

ローソン(東京都)は4月15日より、恵方巻の余剰食材を活用した新商品の販売を開始した。
近畿地区の約2,500店舗(2025年3月末時点、ローソンストア100を除く)では「もったいない手巻寿司 漬けまぐろ」(税込225円)を、その他の地区の約11,300店舗(沖縄県を除く、ローソンストア100を除く)では「もったいない手巻寿司 焼穴子と玉子」(税込225円)を発売する。
これらの「もったいない手巻寿司」2品は、今年発売した恵方巻の製造過程で発生した「焼穴子」と「漬けまぐろ」の余剰食材を使用しており、食品ロス削減を目指した取り組みの一環として販売される。
また、昨今の物価高騰を踏まえて、これらの商品は通常の魚介類手巻寿司よりも1割程度低い価格で提供される。
ローソンでは、恵方巻をはじめとする催事商品について原則予約販売としている。商品の原材料については、前年実績などに基づき事前に材料を確保しているが、計画通りに予約数が集まらなかった場合に余剰食材が残ることがある。この余剰食材を活用し商品化することで、食品ロスの削減を図る。
同社は食品ロス削減を重要課題と位置づけ、2025年までに店舗での食品ロスを2018年比25%削減、2030年には50%削減を目指している。今後も余剰食材を他の商品の原材料として活用し、持続可能な社会への貢献を進めていく。