バイト全員が「スポット」=人手確保へサブウェイに導入―ワタミ

時事通信社
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新店舗開業で記念撮影に応じるワタミの渡辺美樹会長兼社長(左)とタイミーの小川嶺社長
〔写真説明〕新店舗開業で記念撮影に応じるワタミの渡辺美樹会長兼社長(左)とタイミーの小川嶺社長=10日、横浜市(時事通信社)

 ワタミは10日、仕事や家事の空き時間を使って働く「スポットワーク」仲介アプリ大手のタイミーと業務提携したと発表した。ワタミが運営するサンドイッチチェーン「SUBWAY(サブウェイ)」で、全アルバイト従業員をタイミーで集める仕組みを導入する。人手不足の中でも働き手を確保し、出店加速につなげる。

 横浜市で同日オープンした旗艦店で開始した。店長と社員以外のすべての従業員をタイミーを通じて募集。未経験者には事前研修を実施する。 

 経験を積んだ従業員をタイミーが正社員に採用し、店長として派遣する、外食大手初の取り組みも始める。24日に東京・新宿で開業する新店は店長を含む全従業員をタイミーで賄う。

 ワタミは、現在約200店のサブウェイを2034年に1065店に増やす計画を掲げる。渡辺美樹会長兼社長は10日の記者会見で「タイミーの登録者1000万人がサブウェイの働き手になる」と述べ、人手確保に自信を示した。

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